日本华侨团体发布声明:强烈不满、坚决反对“永住取消案”
中文导报讯 “外国人没缴税金及社保费将取消永住资格(以下称‘取消永住’)”的法律修改意见于今年2月被日本政府提出后,随即引发舆论的轩然大波,这充分说明“取消永住”是一项“牵一发而动全身”的入管法重要修改案。
5月14日,日本华侨华人联合总会、一般社团法人东京华侨总会、一般社团法人全日本华侨华人联合会,日本华侨三团体联合发声,表明立场,认为日本政府提出的入管法修改案是威胁“永住者”生活和人权的严重事件,强烈要求予以纠正。
日本华侨三团体在联合声明中提到,此次入管法的修改,是基于“人才培养式就业制度(育成就劳)”的导入和“特定技能制度”下的职种扩大,预计持“永住者”签证的外国人数量将会增加而提出的法案,旨在于本届国会上通过,以求永住资格更加正规。然而,如果这项大幅扩大撤销“永住者”资格的理由的法案通过,那么在永住者中约占36%,即超过31万人,并在日本居住多年的 在日中国居民的生活和权利将遭到严重侵犯。
联合声明指出,日本开港以来,旅日中国人已在此生活了170多年。 还有很多在日本出生、只会说日语、只在日本谋生的第2代至第6代“永住者”。 他们与日本国民一样,作为善良的公民,为地区社会的发展做出了贡献。
日本华侨三团体认为,此次入管法修改案中引入扩大在留资格取消范围的新制度,不仅违背了日本政府“实现共生社会”的目标,而且还针对由于历史的原因,在日本生活的在日中国人永住者,和那些由于生活中的各种情况而不得不居住在日本的外国永住者,甚至他们的子孙后代,即使他们受到了轻微的刑事处罚,就要简单地取消他们的永住资格,这是一个严重而令人担忧的问题。更重要的是,还要建立一个允许政府或公共团体职员向入管举报的制度,将是一种极其过度的取缔。
日本华侨三团体主张,“取消永住”修改案需要仔细审查,确认是否有法律依据和立法事实,在没有经过专家组审议的情况下就唐突提出来的法案,不应该仓促实施。
据悉,“取消永住”修改案中提到,外国人倘若“故意”不缴纳税款或社会保险费,以及被判处1年以下监禁,将取消其永久居留许可。但什么程度算是“故意”,具体如何来统计外国人的交税等情况,至少目前来看均未明确说明,这造成了持有“永住者”签证的外国人以及准备申请该签证的外国人对未来生活的强烈不安。
此项法律修改意见从提出至今,反对之声不绝于耳。日本的移民支援团体、日本律师协会联合会、东京律师协会、为在日外国人提供法律援助的律师代表、持“永住者”签证的外国人代表都阐明了各自立场和态度,坚决抵制该法律修改案。
日本首相岸田文雄5月15日出席众议院司法委员会会议,就“取消永住”法律修改案接受了质询。岸田解释说道,这仅限于“某些恶劣的情况”。他希望大众理解,称“这不会影响大多数永住者”。岸田还强调,会考虑到(外国人)生活的稳定性,将慎重对应“取消永住”一事。
附声明文日中双语:
在日華僑団体の入管法改定案に関する声明文
入管法改定案に関する声明文
去る 3 月 15 日、日本政府は「永住者」の在留資格を有する外国人について、在留資格の新たな取り消しを可能とする入管法改定案を閣議決定しました。
入管法に規定する義務を遵守しないこと又は故意に公租公課の支払いをしないこと、並びに、住居侵入、傷害又は窃盗等の一定の罪により拘禁刑(現行法の懲役・禁固に相当する。)に処せられたこと、が新たに加えられており、永住者の在留資格取消事由が大幅に拡大されています。
「永住者」の資格取得は、「10 年以上日本に在留し、就労期間が5年以上」「懲役刑などを受けていない」「納税などの公的義務を履行」等、他の先進諸国と比較しても非常に厳しい条件が課されています。このような高いハードルをクリアし許可を受けた「永住者」は、昨年6 月末時点で約88 万人、在留外国人の約 27.3%に上っています。
今回の入管法改定案は、政府が今国会で成立を目指す「育成就労制度」の導入や「特定技能制度」の職種拡大に伴い、「永住者」が増加することを予測し、永住資格許可の適正化を求めたものであるとされています。
しかしながら、一方で「永住者」資格の在留資格取り消し事由が大幅に拡大したこの取消法案が成立するならば、今後、永住者の約36%、31万人強の永住資格を有し長年にわたり日本に居住する在日中国人の、生活および権利が著しく侵害されるものであると言わざるを得ません。
「永住者」は、加齢・病気・事故・社会状況の変化など、長年日本で生活していくうちに許可時の条件が満たされなくなることは起こり得ます。病気や失職などによるやむを得ない税金や社会保険料の未納、スーパーに行くときにうっかり在留カードを家に置いてきたという不携帯などの過失、執行猶予のつくようなあるいは1年の禁錮にも満たない刑法違反であっても在留資格を取り消されることがあり得る、という立場に置くこと自体、「永住者」に対する深刻なる差別であると言えます。
税金や社会保険料の滞納は、日本人同様に、督促、差押え、行政罰、刑罰で充分対処できることです。
我々中国籍を持つ在日中国人は、日本の開港以来170 年余にわたり、この地に暮らしの基盤をおいてきました。日本で生まれ日本語しかわからず、日本にのみ生活基盤を有する 2 世から 6 世の「永住者」も多くおります。すべてが日本市民と共に善良なる市民として地域社会の発展に貢献しています。
今回の入管法改定案による新たな在留資格取消拡大制度の導入は、日本政府が目指す「共生社会の実現」に逆行するばかりか、歴史的な背景により日本に居住するに至った在日中国人の「永住者」や、また、生活上の様々な事情により、余儀なく日本に居住するに至った在日外国人の「永住者」、さらにはその子孫までも対象とし、納税不履行や軽微な刑事罰等によって簡単に永住資格を取り消そうとすることは、深刻かつ憂慮すべき問題であります。ましてや国または公共団体の職員が入管へ通報できる制度まで創設するというのは余りにも過度な取り締まりと言えます。
また同法案に関しては、その立法事実の有無等が慎重に検討されるべきものであるにもかかわらず、有識者会議でも全く検討されないままに唐突に提案されており、拙速に具体化すべきものではありません。
以上の趣旨からわれわれ在日華僑団体は、この度の日本政府の入管法改定案は「永住者」の生活、人権を脅かす重大事案と認識し、是正を強く求めます。
2024 年5 月14日
日本華僑華人聯合総会
一般社団法人東京華僑総会
一般社団法人 全日本華僑華人社団連合会
日本华侨华人团体关于修改入管法草案的声明
3月15日,日本政府内阁针对持有“永住者”在留资格的外国人,通过了新的入管法修正草案,使得取消在留资格的法规将成为可能。
草案做出新规定,如果“永住者”不遵守入管法规定的义务或故意不支付公租公税,以及犯有住宅侵入、伤害或盗窃等一些罪行,被判处拘禁刑(相当于现行法的有期徒刑和禁锢刑)等,“永住者”的在留资格将被取消,这使得取消在住资格的理由范围大幅扩大。
在日本,想要成为“永住者”,必须满足“在日本居留10年以上、工作5年以上”、“没有被判徒刑”、“履行纳税等公共义务”等条件,与其他发达国家相比,条件非常严格。 截至去年6月底,通过如此高的门槛而获得许可的“永住者”约有88万人,约占外国人居民的27.3%。
本次出入境管理法修改案,是伴随着“育成就劳制度”的导入和“特定技能制度”下职种的扩大,从而预计“永住者”的人量会增加而出台的,旨在本届国会上通过,使得永住资格更加正规。
然而,如果这项撤销“永住者”资格的理由被大幅扩大的法案得到通过,那么不得不说,约占永住者的36%,即超过31万人,并在日本居住多年的在日中国居民的生活和权利将遭到严重侵犯。
在日“永住者”,由于年龄、疾病、事故、社会状况的变化等原因,虽在日本居住多年,却有可能发生不能再满足取得永住许可时的条件的情况,诸如疾病、失业、去超市时将在留卡遗忘在家里等疏忽,或不可避免地无法缴纳税款或社会保险费等,有可能被处于缓期执行等达不到处以一年监禁等违反刑法的事由的处分。如果新的修改案获得通过,以上情况也可能被取消在留资格,使永住者陷入如此境地,这本身就是对永住居民的严重歧视。
而且,拖欠税款和社会保险费,本可以与日本人一样,通过催款、扣押财产、行政处罚和刑事处罚来处理。
日本自开埠以来170多年,持有中国籍的在日中国人在此生活形成了基盘。还有很多在日本出生、只会说日语、只在日本谋生的第2代至第6代的“永住者”,他们与日本国民一样,作为善良的公民,为地域社会的发展做出了贡献。
此次出入境管理法修订案,引入扩大在留资格取消范围的新制度,不仅违背了日本政府“实现共生社会”的目标,而且还针对由于历史原因而在日本生活的在日中国人永住者,和那些由于生活中的各种情况而不得不居住在日本的外国永住者,甚至他们的子孙后代,即使他们受到了轻微的刑事处罚,就要简单地取消永住资格,这是一个严重而令人担忧的问题。更重要的是,还要建立一个允许政府或公共团体职员向入管举报的制度,不得不说这是一种极其过分的取缔制度。
因此,该法案需要仔细审查,看看是否有法律依据和立法事实,在没有经过专家组审议的情况下就唐突提出来的法案,不应该仓促实施。
基于上述原因,我们在日华侨团体认识到日本政府提出的入管法修正案是威胁“永住者”生活和人权的严重事件,强烈要求予以纠正。
2024年5月14日
日本华侨华人联合总会
一般社团法人东京华侨总会
一般社团法人全日本华侨华人联合会