征文作者

符顺和(横滨山手中华学校第十届毕业生·中华学校退休教师)

照片的年代(具体时间)·拍摄地点

1953年春·横滨市大仓山

照片上的人物

本人

照 片 上 的 故 事

中  文

日  文

第一次看到五星红旗

这张照片是1959年我中学三年级快毕业时，潘老师送给我的,是1953年春天留日同学会主办的郊游会时拍的纪念合影。那天我第一次看见中华人民共和国国旗――五星红旗。

    那次集会是留日同学会组织的郊游暨归国会员欢送会,还有一张和这张一样都是以国旗为背景的,那一张是归国青年们的合影。就在那以后,照片上的大多数青年为了参加新中国建设在舞鹤乘坐兴安丸号纷纷回到祖国。

1952年8月学校事件后我们失去了校舍,在华侨家开始了一年的分散教育。1953年9月山手临时校舍建成,我们有了临时的家――学校。不久,中国代表团来中华学校访问,为了迎接代表团学校在校舍的墙壁上悬挂了五星红旗。当我再一次仰望五星红旗时心中无比激动。

    去大仓山是当时的班主任潘创治老师带我们去的。大仓山是横滨观赏梅花的胜地,当我在那么美丽的大仓山广场初次见到五星红旗时特别感动。为什么跑到山崖边玩耍,一时失手把水壶掉到山崖下边,有个男孩儿下去给捡了回来等一幕幕看了照片又都勾起了无尽的回想。拍了这张照片以后,据说潘老师领我们去抓了蝌蚪,可为什么我一点记忆也没有呢。放在细长的果冻上的黑色的小点点原来就是蝌蚪啊,那是我第一次见到那么大的蝌蚪。

每当看到北京天安门广场升起五星红旗时,我的心中都会涌起热流,跟我第一次在大仓山看到的中华人民共和国国旗――五星红旗时一样感动。看到这张照片又一次想起了那时激动的情景。

(前排中间挎着竹编小篮子的就是我)

        中文翻译:郑红

　      大倉山で初めて見た五星紅旗

私が初めて目にした中華人民共和国の国旗-―五星紅旗。これは1953年春、大倉山で行われた留日同学会主催の「郊游会」（ピクニック）での記念写真です。1959年中学三年の卒業を控えたある日、潘先生に送られたものです。後にこの日の集まりは、留日同学会の集会で帰国する会員の歓送会を兼ねたもので、もう一枚、この写真と同じように国旗を背にした青年たちの記念写真があることを知りました。この後、写真の中の多くの青年が、新生中国の建設に参加するため舞鶴から興安丸に乗り、次々と帰国していったそうです。

1952年8月、私たちは学校事件で校舎を失い、やむなく華僑の家で分散教育が行われました。このまま校舎がないままではいけないと華僑が力を合わせ、山手に臨時校舎が建設されました。そして中国からの代表団も中華学校を訪れました。その度に、校舎の壁に掲げられた五星紅旗、改めてこれが新中国の国旗なのだと心に思ったものでした。

大倉山には、当時担任だった潘創治先生に連れて行ってもらったこと、梅の花の名所の大倉山の広場で、初めて見た五星紅旗に感動した事；なぜかみんなと離れて崖際にいき、誤って崖から水筒を落としてしまい、男の子が下から上ってきて届けてくれたこと等この写真を見るたびに思い出します。集会の後（写真を撮った後）、私たちは潘先生に連れられて、おたまじゃくしを取りに行ったはずなのに、なぜかその記憶がありません。細長いゼリーの中に入った黒い卵を見たのも、大きなおたまじゃくしを始めてみたのも、この時だったような気がしますが…

北京の天安門広場に掲げられた五星紅旗を目にするとこみ上げてくる熱い思いと同じように、大倉山で初めて目にした中華人民共和国の国旗五星紅旗、写真を見るたびその時の感激を思い出します。

（前列中央のバスケットを膝にのせているのが私です）